役員の老齢厚生年金支給停止解除での喜びの声

年金復活プラン」による老齢厚生年金の支給停止解除のお手伝いをさせていただき、それまで支給停止になっていた老齢厚生年金を今後は受け取れるようになった年金受給世代の中小企業オーナー社長様が、全国的に増えてきました。

喜びのお声も多くいただいておりますので、今日はそのうちのお一方の例をご紹介します。

その方は、社会保険や年金にはかなり詳しくて、いろいろお調べになっていた社長様でした。

「特別支給の老齢厚生年金」をもらえる年齢になったときに在職老齢年金という報酬と年金の調整の仕組みを知って、年金事務所でいろいろ相談されてみたそうです。

その時は役員報酬を100万円以上もらっていたそうですが、30万円に下げても年金は全額もらえず、やっと一部だけがもらえる状況でした。

30万円と年金の一部だけをもらっていても、従前の報酬月額100万円から比べるとかなり下がってしまいます。

しかし、長年多額の保険料を払って来たものをもらわないのも癪だということで、何度も複数の年金事務所に相談に行かれたそうです。

結局年収を下げないともらうことはできないということで、代替わりのこともあるので、これを機にお子様にある程度お仕事を任されるというようなことも考えて、思い切って役員報酬を下げて年金を一部受け取っておられたそうです。

ただ、これは感情的なものかもしれませんが、従来100万円の役員報酬を受けていた社長様が、奥様とお子様と社長様と社員数名の同族会社で、年金をもらうためとはいえ年収360万円に下げたことで、気分的に奥様の前で小さくなってたとおっしゃっていました。

それを、年収を360万円まで下げなくても年金をもらう方法があるということをお伝えしましたら、本当に喜んでいただきまして、役員報酬を増額する方向でお考えになられました。

そしてまだまだバリバリ社長様として働くという話をされていました。