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日本年金機構から年金受給者に対して郵送されてくる書類に対する意見と、各種通知書に関して経営者層からよくある質問・相談

(2017年10月24日)


「日本年金機構に対するお客様の声集計報告」が月ごとに集計され、日本年金機構ホームページにて公開されています。


お客様の声の内容は次のように大分類されています。

・政策・制度立案への提言 
・制度の実施に関する提案(職員等の接遇問題を含む)
・法令遵守違反に関するもの
・その他


詳しく内容を見てみると、普段経営者からよく意見をうかがうようなものも含まれていますので、最近の内容から抜粋してご紹介いたします。


●平成29年4月1日~4月30日受付分より
【年金給付業務】
支払われていない年金があると判明したが、時効のため5年間分しか受け取れないと説明された。
(後略)

【年金給付業務】
在職中の年金額改定について、退職時と70歳到達時以外にも1年ごとに改定するようにしてほしい。

【年金給付手続き】
年金受給選択申出書を提出したが、早く処理してほしい、とのご意見をいただきました。

【通知書・届出書】
支給額変更通知書が届いたが、文字が小さくて見えにくい。高齢者でも見えるように大きな文字で記載してほしい、とのご意見をいただきました。


●平成29年5月1日~5月31日受付分より
【年金給付業務】
お金が必要なため、60歳を過ぎて働いているが、働き得た収入を年金額で調整されてしまう。在職老齢年金による、年金支給額の調整は廃止してほしい。


●平成29年6月1日~6月30日受付分より
【通知書・届出書】
改定通知書、振込通知書に記載されている字が小さすぎて見えない。受け取る人のことを考えてほしい、とのご意見をいただきました。

●平成29年7月1日~7月31日受付分より
支給額変更通知書の記載文言が分かりにくいため、誰にでも理解できる文言で記載してほしい、とのご意見をいただきました。

●平成29年8月1日~8月31日受付分より
【厚生年金業務】
非課税となる交通費は、標準報酬月額の決定の基礎となる報酬に含めないでほしい。

【通知書・届出書】
年金振込通知書に印字されている文字が小さく、色も薄いため読みづらい。文字を大きく、色を濃くするなどの配慮がほしい、とのご意見をいただきました。

 

老齢年金を受給できるようになっても厚生年金被保険者として保険料を支払っているのに、年金が受給できるようになってからの被保険者期間や報酬・賞与が、退職時改定以外には65歳・70歳時にしか年金額に反映しない仕組みは、多くの方にとってわかりにくいようです。


非課税交通費の取り扱いや在職老齢年金制度への不満もよく耳にする内容です。


その他、平成29年度上期分だけをみても、目立つのが、年金に関して日本年金機構から郵送されてくる各種の通知書の文字が小さすぎるという意見ですね。


記載文言が分かりにくい、との意見もあります。


私どもにも、毎月全国の経営者様から、年金に関する支給額変更通知書、年金額改定通知書、年金振込通知書等が届いたが書いてある内容がわからない、との相談をたくさんいただきます。


相談の中には、相談者がお知りになりたい回答が通知書に明記されているものもあるのですが、文字が小さくて読みづらかったり、言い回しが難しくて理解しにくかったり、ということが多いようです。


なお、年金決定通知書・支給額変更通知書は、65歳になって特別支給の老齢厚生年金の権利がなくなり、代わりに老齢基礎年金・老齢厚生年金をもらう権利が発生したことを知らせてくる書類です。


その他、報酬の変更や賞与の支給・退職によって年金額が変更されたときも年金決定通知書・支給額変更通知書が届きます。


これらに関する照会はとても多いところです。


過去に遡って年金額に変更が生じた場合に年金支払額等を知らせてくる年金支払通知書に関する照会もかなりあります。
(会社が行うべき届出が漏れていたり、届出が遅れたりしたことが原因でこの通知書が送られてきた場合に、何が書いてあるのか全く理解できないので説明して欲しいとのご相談が極めて多いです。)


また、年金額改定通知書・年金振込通知書とは、毎年6月に4月分以降の年金額を知らせてくる書類です。

 

社労士さん向けの社長の年金セミナー講師を務めました

2017年10月7日(土)8日(日)の大阪開催に続き、10月21日(土)22日(日)にも東京で社労士さん向けの社長の年金に関するセミナー講師を務めました。


大阪開催日が3連休中の日程だったため出席できなかった人が東京会場にて参加されたり、東北地方からも参加されたり、書籍「現役社長・役員の年金」が中小企業福祉事業団様(全国3,785の社会保険労務士事務所への業務支援を行っておられる「日本最大級の社労士支援団体」)の10月号会報の「おすすめ本」にてご紹介いただいたことも影響したのか、東京会場での参加者の方がかなり多くなり盛況でした。


一般に、年金に対する苦手意識をお持ちの社労士の先生方は結構多いものの、二日間受講いただいた方々からは、苦手意識を払拭できたとのお声もいただきました。


また、年金が得意な先生方からも、社長の年金の特異性に気付いた等の感想をいただきました。


ホームページやメルマガ等でもいつもお伝えしている「在職老齢年金に関するよくある誤解4パターン」についてもみっちり解説したのですが、とくに好評なトピックの一つでした。(実務で遭遇する様々な事例を突き詰めて考えていくと、在職老齢年金は、実は極めて奥が深いトピックなのですね。)

 

今回も参加されたほとんどすべての社労士の先生方から「とても役に立った」との感想をいただきましたので、12月にも東京・大阪でそれぞれ二日間、今回と同じ内容の社労士さん向けセミナーの講師を務めることとなりました。



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